国際

激戦地バフムトでロシア軍の一部撤退か 英国防省分析

ロシアが侵攻するウクライナ東部ドネツク州の激戦地バフムトについて、ロシア軍が一部の陣地から撤退してウクライナ軍が奪還しているとする指摘が相次いでいます。ウクライナ側の反転攻勢の動きへの注目が高まっています。
ウクライナ空軍は13日、ロシア軍がイラン製の無人機で各地に攻撃を仕掛けたとし、21機のうち17機を撃墜したと発表しました。

ただ、ウクライナ西部フメリニツキー州ではインフラ施設が無人機による攻撃を受けたとしています。

一方、東部ドネツク州の激戦地バフムトについて、イギリス国防省は13日「過去4日間、ロシア軍の部隊がバフムトの南側の陣地から撤退した可能性が高い」としたうえで、戦術的に重要とみられる一部の地区をウクライナ側が奪還したとする分析を示しました。

撤退したロシア軍の部隊についてイギリス国防省はかねてから、士気や戦闘能力の低さが指摘され、ロシア軍の兵力不足の深刻化を浮き彫りにしているとしています。

また、アメリカのシンクタンク「戦争研究所」も12日の分析で「ウクライナ側は局地的な反撃で、北西部で陣地を獲得している」と指摘するなど、バフムト各地でウクライナ側の反撃が続いているとみられます。
こうした中、ウクライナのクレバ外相とアメリカのブリンケン国務長官は12日、電話で会談し、クレバ外相がF16戦闘機の供与などさらなる軍事支援を求めたほか、両外相は反転攻勢の準備について意見を交わしたということです。

ウクライナのマリャル国防次官は、12日SNSで「ウクライナ東部でわれわれは防衛を続けている。防御だけでなく、反撃なども含まれている」としていて、ウクライナ側の反転攻勢の動きへの注目が高まっています。

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